円町店で山崎12年のオールドボトルを買取させていただきました
国産ウイスキーや洋酒の買取はトーカイ円町店にお任せください。
1点1点丁寧に査定させていただきます。
みなさまこんにちは、チケット&ブランドリサイクルトーカイ円町店の小島です。
ウイスキーといえば日本、アメリカ、スコットランド、カナダ、アイルランドの5カ国が世界的なウイスキー生産地として知られており、
それぞれジャパニーズウイスキー、アメリカンウイスキー、スコッチウイスキー、カナディアンウイスキー、アイリッシュウイスキーとも呼ばれ、
これらを総称して5大ウイスキーと呼ばれています。
今回はその中でもジャパニーズウイスキーの代表格【山崎12年】のご紹介です。
この記事の目次
1.本日の買取商品と買取価格
2.旧ボトルとは
3.査定のポイント
4.なぜ中古のお酒が買取出来るのか
5.高く買取してもらうには
6.買取はお早めに!
7.買取の際に必要なものは?
8.どんなところで査定するの?
1.本日の買取商品と買取価格
【本日の買取商品】
区分:ジャパニーズウイスキー
銘柄:山崎12年 ピュアモルト(旧ボトル)
容量:750ml
アルコール度数:43度
付属品:木箱
状態:Bランク(弊社基準)
買取価格:25,000円
山崎12年は1984年にシングルモルトウイスキーとして登場しました。
シングルモルトとは【1つの蒸溜所のみで作られる、大麦の麦芽のみを原料とする】を意味します。
山崎はその名の通り京都の山崎蒸溜所のみで作られた、大麦麦芽のみを原料としたウイスキーということになります。
ウイスキーは蒸留する環境によってその味わいを大きく変えますが、
シングルモルトウイスキーはその蒸留所の原酒のみですので、
ブレンデッドウイスキーと比べても味わいの個性が大きく表れるものとなります。
この山崎ですが、世界の品評会でも毎年のように高く評価されており、
2003年には権威ある品評会ISCにおいて、日本のウイスキーで初めて金賞を受賞しました。
このように世界での人気も高くなっていったことや、
最近放送されたNHKの連続テレビ小説「マッサン」の影響、
昨今のハイボールブームなどから需要が急激に高まり、原酒不足から現在は品薄となっています。
2.旧ボトルとは
山崎12年のボトルはその製造された時代により大きく3つに分類されます。
①新ボトル
正面のラベルに【SINGLE MALT】と表記されているものは比較的新しい部類になります。
容量もユーロ規格が取り入れられた後になりますので700ml、
アルコール度数は国内のウイスキーの最低度数である40度となることが多いです。
だいたい2000年以降はこちらのボトルになります。
ラベルの左上に花柄のマークが印字されているものとないものがあります。
現行ボトルはマークの印字がありません。
②旧ボトル
正面のラベルに【PURE MALT】と表記されているものが旧ボトルとなります。
容量は750ml、アルコール度数は43度であることが多いです。
1990年代以降に製造されていたものがこの旧ボトルになります。
この旧ボトルの中で【ウイスキー特級】と表記されているものが最も古いボトルとなり、
1990年以前に製造されていたものがこのボトルになります。
これらのボトルはラベルの左上に花柄ではないマークが印字されています。
これは「向獅子」と呼ばれており、このマークがあるものは旧ボトルとなります。
今回買い取りさせていただきましたボトルはこの旧ボトルのうち、特級表記のないものとなります。
3.査定のポイント
酒類の査定の際は開封されているか否かをまず確認いたします。
この開封されているか否かは、実際に開封されているか否かではなく、第三者が見てもそれを判断できるかが弊社の基準になります。
具体的にはトップラベルが経年劣化で割れていたり取れていたり、
または、液漏れなどが見受けられるものは買取対象とならない場合がございます。
今回お持ちいただきました商品は
このようにトップラベルは未開封であることが容易に判断できる状態でした。
また、ほかのポイントとしてボトル自体の状態も重要となります。
今回は肉眼では澱は見受けられませんでした。
付属品として木箱をお持ちいただきましたが、こちらには
シミや、経年劣化が見られました。
こういう付属品は保管状態を示す貴重な資料になることもあります。
山崎12年の相場は大きく高騰しております。
高騰している相場の中でも時期に応じて乱高下している状態ですので、
今回ご紹介しております買取価格もあくまで参考値としてとらえていただければ幸いですが、
以上のポイントを踏まえ、総合的に弊社の中古品ランクでBランクと判断させていただき、
上記の通り25,000円にて買い取りさせていただきました。
貴重な商品をお譲りくださりありがとうございます。
4.なぜ中古のお酒が買取出来るのか
今回買い取りさせていただいた山崎12年は90年代の製造ですので、軽く30年以上前のものです。
ですが、ウイスキーやブランデーなどには賞味期限というものが設定されていません。
これは、アルコール度数が40度以上と非常に高いため、腐敗の原因である細菌や微生物による成分の分解が起こらないからです。
とはいえ一度開栓したり、液漏れなどで空気に触れたりするとそこから徐々に腐敗が進んでいく場合があります。
このため、未開栓と証明できるもののみ買い取りができるのです。
また、古くから製造されているものは現在終売となっているもの、
製造はされているが製法が変わったもの、熟成期間の基準が変わったもの・・・
など、様々な理由でもう手に入らないことが多くあります。
そういう時にあの当時の味わいを。。。となると
こういった中古の古酒が日の目を見ることになるわけですね。
5.高く買取してもらうには
・最低限の掃除をする
ボトルの状態をきれいにしておくことで、バイヤーの印象も変わります。
とはいえ、過度に掃除をしてしまうとラベルをはがしてしまったり、キャップのフィルムがはがれてしまったり、ボトルに傷をつけてしまうことにもなりかねません。
最低限ホコリをはらったり軽い拭き掃除をしていたければと思います。
・付属品もできるだけ一緒に持ってくる
付属品の有無も査定額アップにつながる場合があります。
特にレミーマルタンルイ13世などでは替栓や小冊子、化粧箱などが付属しますが、それらがあるのとないのとでは査定額に大きく影響します。
安価なボトルであればカビの生えた紙製の箱等はなくても構いませんが、そうでない場合は一緒にお持ちください。
6.買取はお早めに!
洋酒の買い取りをお考えの場合は、できるだけ早くお売りになることをおススメします。
蒸発や、キャップの劣化・破損による液漏れなどから開栓していないにもかかわらず内容量が減少し液面が低下してしまったり、
冷暗所で保管していなかったりすると劣化して変色が進んだり、澱が出てしまったりします。
こうなると当然減額対象となりますので、劣化する前にお持ちいただいた方がよいですね。
7.買取の際に必要なものは?
貴金属、ブランド品、洋酒などのリユース商品の買い取りの際には身分証明書が必要になります。
弊社の社内規定により身分証明書として有効なものは
・運転免許証
・健康保険証
・パスポート
・写真付住民基本台帳カード
・国民年金手帳
・身体障害者手帳
・在留カード
・敬老乗車証
などとなります。
これらは初回だけでなく、毎回必要になります。
注意点としては、【マイナンバーカードおよびその通知カードは身分証明書として有効でない】ということです。
また、【未成年の方からのお買い取りも行っておりません】。
以上、2点にご注意ください。
※ただし200万円以上の金やプラチナ地金、金貨などをお売りいただく場合はマイナンバーカードが必要になります。
8.どんなところで査定するの?
円町店は西大路通りと丸太町通りの交差点の北東角に面している路面店となっています。
このため一見査定ができる場所がないように見えますが、実は2階に↓のような専用ブースを構えており、
プライバシーにも配慮した作りになっております。
2名様まで座ることができ、ゆっくりおくつろぎいただける空間となっておりますのでご安心ください。
また、よろしければ当店の他の買取事例や全店の洋酒の買取事例もご確認くださいませ。
それでは、みなさまのご来店を心よりお待ちしております。