円町店でレミーマルタン1738を買取させていただきました
洋酒(ブランデーやウイスキー)や国産ウイスキーの買取はトーカイ円町店にお任せください。
1点1点丁寧に査定させていただきます。
みなさまこんにちは、チケット&ブランドリサイクルトーカイ円町店の小島です。
ブランデーといえば、ワイン同様フランスが主な生産地となっています。
そのブランデーの中でもフランスのコニャック地方で採れたぶどうを元に作られるのが、【コニャック】です。
そんなコニャックの中でも特に多くの良質な商品を生産している生産者が5大コニャックと呼ばれており、
今回ご紹介させていただくレミーマルタンもその5大コニャックの一つとなっています。
それでは早速見ていきましょう。
この記事の目次
1.本日の買取商品と買取価格
2.レミーマルタンのエンブレムの特徴
3.査定のポイント
4.なぜ中古のお酒が買取出来るのか
5.高く買取してもらうには
6.買取はお早めに!
7.買取の際に必要なものは?
8.どんなところで査定するの?
1.本日の買取商品と買取価格
【本日の買取商品】
区分:ブランデー (コニャック)
銘柄:レミーマルタン アコードロイヤル 1738
容量:700ml (70cl)
アルコール度数:40度
付属品:筒箱
状態:Bランク(弊社基準)
買取価格:1,800円
レミーマルタン社は1724年に創業した世界最大のコニャック生産企業のひとつです。
前述の通り、ヘネシー、マーテル、カミュ、クルボアジェと並び5大コニャックのひとつに数えられています。
レミーマルタン社の生産するブランデーはフィーヌ・シャンパーニュとよばれ、
グランド・シャンパーニュとプティット・シャンパーニュの2つの地域からつくられた原酒のみのブレンドで、
かつグランド・シャンパーニュの比率が50%以上のもののみとなっています。
↓ラベルに【FINE CHAMPAGNE COGNAC】と書かれていますね。
1738というのはレミーマルタンにとって重要な数字となっています。
4桁のそれっぽい数字なので、【レミーマルタン社の設立した年】というのが真っ先に思い浮かびますが、
実は違います。
レミーマルタン社がコニャック作りを始めたのは、西暦1724年です。
では1738年に何が起こったかといいますと、時のフランス国王であるルイ15世によって、独占的なブドウ栽培の権利が許可された年となります。
ルイ15世はその当時、レミーマルタンの職人技ともいわれるこだわりをもった技術に驚嘆したとされておりこの権利を与えました。
この勅令により【アコード・ロイヤル】の称号を得ることになり、【1738】とともにこの称号も商品名となっています
2.レミーマルタンのエンブレムの特徴
レミーマルタンの特徴といえばこのエンブレムです。
このエンブレムは【セント―(CENTAUR)】と呼ばれます。
日本人には【ケンタウルス】という呼び方の方が一般的でしょうか。
このエンブレムは4代目のエミール・レミー・マルタンによって採用されました。
採用の理由は諸説あるようですが、
・ケンタウルスが人と自然の調和を表していること
・ケンタウルスはギリシャ神話の酒の神「バッカス」の従者であること
・エミール・レミー・マルタン自身が射手座(ケンタウルスは射手座のこと)であったこと
などが有力だそうです。
一般の人の意識にもバッカスと酒を結び付けた功績はやはりファイナルファンタジーでしょうかw
もちろん今回のボトル以外でも
様々なボトルの正面にエンブレムが描かれています。
3.査定のポイント
酒類の査定の際は開封されているか否かをまず確認いたします。
この開封されているか否かは、実際に開封されているか否かではなく、第三者が見てもそれを判断できるかが弊社の基準になります。
具体的にはトップラベルが経年劣化で割れていたり取れていたり、
または、液漏れなどが見受けられるものは買取対象とならない場合がございます。
今回お持ちいただきました商品は
このようにトップラベルは未開封であることが容易に判断できる状態でした。
また、ほかのポイントとしてボトル自体の状態も重要となります。
今回は画像の最下部でも分かるように・・・
澱が数多くみられる状態でした。
澱はお酒の主成分が結晶化したものなので人体に害はないのですが、
やはりいい印象はありませんよね。
というわけで、減額の対象になったりもします。
付属品として筒箱をお持ちいただきましたが、こちらには
開口部に錆などが見られ、蓋を閉めると開閉が困難なレベルとなっていました。
こういう付属品は保管状態を示す貴重な資料になることもあります。
以上のようなポイントを踏まえ、総合的に弊社の中古品ランクでBランクと判断させていただき、
上記の通り1,800円にて買い取りさせていただきました。
貴重な商品をお譲りくださりありがとうございます。
4.なぜ中古のお酒が買取出来るのか
今回買い取りさせていただいたレミーマルタン アコードロイヤル1738は現在も製造されているボトルではありますが、
現在とはボトルの外観や製法が異なります。
非常に古いボトルではありますが、買い取りには一切問題ございません。
というのも、ウイスキーやブランデーなどには賞味期限というものが設定されていません。
これは、アルコール度数が40度以上と非常に高いため、腐敗の原因である細菌や微生物による成分の分解が起こらないからです。
とはいえ一度開栓したり、液漏れなどで空気に触れたりするとそこから徐々に腐敗が進んでいく場合があります。
このため、未開栓と証明できるもののみ買い取りができるのです。
また、古くから製造されているものは現在終売となっているもの、
製造はされているが製法が変わったもの、熟成期間の基準が変わったもの・・・
など、様々な理由でもう手に入らないことが多くあります。
そういう時にあの当時の味わいを。。。となると
こういった中古の古酒が日の目を見ることになるわけですね。
5.高く買取してもらうには
・最低限の掃除をする
ボトルの状態をきれいにしておくことで、バイヤーの印象も変わります。
とはいえ、過度に掃除をしてしまうとラベルをはがしてしまったり、キャップのフィルムがはがれてしまったり、ボトルに傷をつけてしまうことにもなりかねません。
最低限ホコリをはらったり軽い拭き掃除をしていたければと思います。
・付属品もできるだけ一緒に持ってくる
付属品の有無も査定額アップにつながる場合があります。
高額な酒類ですとその付属品自体の現存数が少ないこともあり、大きくアップすることもありますが、
逆に安価な酒類の場合はあってもなくても変わらないこともあります。
とはいえ、どれが高価か安価かも分からないという方もおられると思いますので、基本的には一緒にお持ちください。
6.買取はお早めに!
洋酒の買い取りをお考えの場合は、できるだけ早くお売りになることをおススメします。
蒸発や、キャップの劣化・破損による液漏れなどから開栓していないにもかかわらず内容量が減少し液面が低下してしまったり、
冷暗所で保管していなかったりすると劣化して変色が進んだり、今回のボトルのように澱が出てしまったりします。
こうなると当然減額対象となりますので、劣化する前にお持ちいただいた方がよいですね。
7.買取の際に必要なものは?
貴金属、ブランド品、洋酒などのリユース商品の買い取りの際には身分証明書が必要になります。
弊社の社内規定により身分証明書として有効なものは
・運転免許証
・健康保険証
・パスポート
・写真付住民基本台帳カード
・国民年金手帳
・身体障害者手帳
・在留カード
・敬老乗車証
などとなります。
これらは初回だけでなく、毎回必要になります。
注意点としては、【マイナンバーカードおよびその通知カードは身分証明書として有効でない】ということです。
また、【未成年の方からのお買い取りも行っておりません】。
以上、2点にご注意ください。
※ただし200万円以上の金やプラチナ地金、金貨などをお売りいただく場合はマイナンバーカードが必要になります。
8.どんなところで査定するの?
円町店は西大路通りと丸太町通りの交差点の北東角に面している路面店となっています。
このため一見査定ができる場所がないように見えますが、実は2階に↓のような専用ブースを構えており、
プライバシーにも配慮した作りになっております。
2名様まで座ることができ、ゆっくりおくつろぎいただける空間となっておりますのでご安心ください。
有料とはなりますが、近くに駐車場もございます。
洋酒は重いので、車で持ち込まれる場合などもあろうかと思いますが、
そのときは駐車場料金は一部負担させていただきますので、ご安心ください。
また、よろしければ当店の他の買取事例や全店の洋酒の買取事例もご確認くださいませ。
それでは、みなさまのご来店を心よりお待ちしております。