2021年05月14日

プラチナの帯留をお買い取りしました【北大路ビブレ】

皆さま、こんにちは。
買取専門店トーカイ北大路ビブレ店より辻村です。

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京都府を含む一部地域に4月25日から発令されている緊急事態宣言が5月31日まで延長されました。

それに伴い、北大路ビブレは2021年5月12日から当面の間、全館営業時間が10時00分~19時00分の短縮となります(※フードコート/飲食店舗は20:00まで ※スーパーマーケットKOHYO/ドラッグひかりは通常営業(21:00まで))

【重要】営業時間変更のお知らせ/北大路ビブレ

何卒よろしくお願いいたします。

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本日は【プラチナ製帯留】をお買い取りいたしましたのでご紹介いたします。

相場が上がっているのは金(ゴールド)だけではありません。

プラチナも2020年11月頃からぐんぐんと上昇し、6年ぶりの高値を記録しました!

プラチナも今が売り時であると言えるのではないでしょうか。

ご自宅に「これ、もしかしてプラチナ?」と思われるものがあれば、プラチナかどうか、今ならいくらでお買い取りができるのかお調べいたしますので、どうぞお気軽にお持ちください!

 

—もくじ—

◆商品紹介◆

◆「PM900」って?◆
 ▼注意刻印「SPM」

◆買取価格の算出方法◆

◆身分証明書をご提示ください◆

◆査定ブースのご紹介◆
 ▼感染症対策について

 

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品名 帯留
素材 PM900(プラチナ)
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◆商品紹介◆

帯留は、着物用の装飾品で、帯を固定するための帯締めに通して使います。

帯や着物の柄を引き立たせたり、季節感を演出したりすることが出来ます。

着物を着る機会が減ってきている現代においては、せっかくの帯留も持て余している方も少なくないのではないかもしれません。

小さなモチーフの帯留であれば、裏にリボンを通してヘアアクセサリーにしたり、チョーカーにしたり出来ますし、大きくてもスカーフの留め具といった、現代風のアレンジ方法もあるようです。

また過去の貴金属査定で、帯留にあしらわれていた赤珊瑚や色石を外してリングやネックレス、ブローチにリフォームしてご愛用になっていたという方を何度かお見かけしました。

思い入れのあるお品やデザイン性の高いお品は、たとえもう着物を着ることはなくても、なかなか手放し難いですよね。

その一方で、コストをかけてまで使う予定はないという方もいらっしゃるかと思います。

今回【プラチナ製帯留】をお持ちいただいたお客様も、このまま眠らせてしまうならいっそ現金に換えて他のことに充てたい、とご決断になってのお持ち込みでした。

 

◆「PM900」って?◆

今回の帯留は「PM900」の刻印が入っています。

「PM(Pm)」は「Platinum」の略記で、プラチナを意味する古いタイプの表記方法です。

現在では元素記号通りに「Pt」と表記されます。

1960年頃にプロメチウム(元素記号Pm)を使用した商品が流通し始めたため、それと混同されることのないようにとプラチナは「PM」表記から「Pt」表記へ変化し統一されたようです。

「PM○○」「Pt○○」の○○に入る数字は純度を示し、「900」とあれば90%のプラチナが使われているという意味なのですが、「PM900」の場合はそれと同等の純度またはそれ以下の純度であることが多いため注意が必要です。

これは比重計などを用いれば実際の純度を把握することが可能です。

なお古いアクセサリーで「PM」のみが刻印されたものもありますが、プラチナが少しでも使われていれば打刻することが出来たため、プラチナの含有率が70%~85%ほどとバラつきが生じます。

場合によっては、大半が別の金属で構成されておりプラチナはほんのわずかしか含まれていないという残念なケースもあります…。

そのため同業他社の中には、「PM」刻印のアイテムは買取をお断りしたり、かなり買取率を下げて買ったりする場合も多いようです。

ですが、トーカイでは「PM」刻印もしっかり比重計でお調べし、実際の純度にのっとってお買い取りさせていただきますので、どうぞご安心してお持ちください。

 

▼注意刻印「SPM」

今回【プラチナ製帯留】をお持ちくださったお客様がもう一つ帯留をお持ちだったのですが(画像上側のお品です)、

サンプラチナとプラチナの帯留

このように少し色味は似ていますが、

SPMの刻印

裏面に「SPM」という刻印が入っていました。

手に持った感じもとても軽いです(プラチナの方は見た目以上にずっしりと重みを感じられます)。

SPM」とは、サンプラチナ(Sun Platinum Metal)という造語の頭文字です。

刻印に「PM」が入っており「サン“プラチナ”」というネーミングであることから、一見高級素材であるプラチナか?と思われますが、実はニッケルやクロムなどを混ぜた合金で、プラチナは含まれていません

1930年に、歯科用材料や機器を製造販売するデンツプライ三金株式会社の創業者:加藤信太郎によって開発されました。

昭和天皇がサンプラチナの丸いメガネフレームをご愛用されたことで次第に一般にも普及していき、戦後まもなく金属が不足していた時代には広くアクセサリー素材として活用されていました。

近年ではアクセサリーでサンプラチナが使われることはほぼありませんが、

・プラチナに似た色味が出せる(よく見ると光沢が弱くくすんでいる)
・サンプラチナを作るための金属の価値が低いため低コストで商品が作れる
・化学変化による変色が起きにくい ⇔銀製品:時間経過で硫化し黒ずんでしまう
・金属アレルギーを引き起す可能性が低い

というメリットを持つため、メガネ材料や歯科材料などの素材として現在も活用されています。

残念ながらサンプラチナは、金・銀・プラチナの貴金属の類ではありませんので、買取対象外の素材です。

 

◆買取価格の算出方法◆

今回お持ちいただいた【プラチナ製帯留】は、

≪持込当日の弊社PM900買取単価(円/g)×[商品重量(g)-石の重さ(g)]》

上記計算式に加えて、1粒あたりおおよそ0.07ct程のメレダイヤ(※)14粒分と中央にあしらわれたサファイアの価値も追加しての価格算出になりました。
(※「メレダイヤ」とは一般的に0.2ct以下の小さなダイヤモンドのことを言います。メレ[melee]=小粒石。「メレーダイヤ」とも。)

色石については残念ながら弊社においては買取値は付け難いものもございますが、“世界四大宝石”であるダイヤモンド・サファイア・ルビー・エメラルドに代表されるような希少性の高い色石については、しっかりと評価させていただきます。

素敵な商品をお売りいただきありがとうございました!

 

◆身分証明書をご提示ください◆

ご成約いただきました際は、当社規定の身分証明書が必須となります。

・運転免許証
・健康保険証(住所の記載があるもの)
・パスポート(2020年2月4日以降に申請されたものは不可)
・在留カード
・住民基本台帳カード
・敬老乗車証
・身体障害者手帳 など
※マイナンバーカードは不可です

 

◆査定ブースのご紹介◆

買取専門店トーカイ北大路ビブレ店は、北大路ビブレ館内2階にございます。

各交通機関から当店までのアクセスは【コチラ】からご確認いただけます。

査定ブースの様子です。

お客様の大切なお品物は、こちらで査定させていただきます。

 

▼感染症対策について
昨今の感染症対策として、当店では下記のことに取り組んでおります。

✔ 従業員のマスク着用、手洗い・手指の消毒
✔ 従業員の出社前検温、体調管理
✔ 机・椅子・計器類等のアルコールふきとり
✔ 従業員の査定用手袋着用
✔ 飛沫予防シートの設置
✔ お客様用手指消毒用アルコールの設置 など

従業員一同、引き続きお客様に安心・安全にご来店いただけるよう努めてまいります。

 

 

皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

金・プラチナの買取なら京都のトーカイにお任せください。

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みなさまのお越しをお待ちしております。

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【ご注意】

  • 当ブログ記事に記載されている記事内容は投稿当時のものです。
  • 買取の可否、価格は相場等により変動いたします。買取価格が掲載されている場合もその価格は当時の価格になりますのでその価格や買取の可否をお約束するものではありません。
  • 現在の価格や取扱などについては店舗までお問い合わせください。