円町店でプラチナ製のネックレス(ダイヤ付き)を買取させていただきました!
昨年史上最高値を更新した後徐々に下がっていた金相場ですが、今月またじわじわと上昇をはじめ、久しぶりに7,000円台を回復しましたね。
プラチナの高騰も続いており、今貴金属はまさに売り時と言えるかもしれません。
もっとも本当の意味での売り時は「売りたいと思ったとき」というのが私の持論ではありますが。
というわけでみなさまこんにちは
チケット&ブランドリサイクルトーカイ円町店の小島です。
今回はプラチナ製のネックレスの買い取りをさせていただきましたので、さっそく見ていきましょう。
この記事の目次
1.本日の買取商品と買取価格
2.買取金額および査定のポイント
3.高く買取してもらうには
4.買い取りの際に必要なものは?
5.どんなところで査定するの?
1.本日の買取商品と買取価格
【本日の買取商品】
商品名:Pt850 ネックレス (トップのみPt900)
総重量:6.4g
ダイヤの総重量:1.52ct
付属品:なし
買取価格:ASK円(日々変動)
先述の通り、トップ部分に8個のダイヤがあしらわれたネックレスをお売りいただきました。
チェーン部分にはPt850の刻印があるように、純度85%のプラチナに他の金属を混ぜて製造しています。
金製品でも純金だと柔らかすぎて強度に難があるといった理由で他の金属を混ぜて作ることがほとんどですが、プラチナでも同じようなことを行っています。
ちなみにトップ部分の裏側には
のようにPt900という刻印があります。
純度90%のプラチナに他の金属を混ぜて製造しています。
ネックレスの場合、特にチェーン部分に強度が求められますので、他の金属をより多く混ぜたPt850が多く使用され、トップ部分はPt900というパターンが大半です。
では混ぜられている他の金属にはどういうものがあるかというと、その代表的なのが【パラジウム】です。
歯科用の板金にも使用される金属ですが、このパラジウム、金やプラチナよりもはるかに高額で取引されています。
Pt850とPt900ではこのパラジウムを使用している比率がPt850の方が高いです。
このため、パラジウムとプラチナの相場次第ではPt850の方が実は相場が高くなるといった逆転現象も起こりえます。
もっとも、実際に商品を購入される場合には素材の価値以外の付加価値が小売価格の大半を占めるのであまり関係はないのですが。
次に、トップ部分の裏側の刻印にある1.52というのは、表側のダイヤの総重量を示しています。
8個のダイヤで1.52ctですので平均すると1つ0.2ctに満たないのですが、画像でも分かるように明らかに大きさが異なります。
石を外すことができれば正確な重量も分かるのでしょうが、査定時にそういうこともできませんので、簡易的なスケールをあててその直径などから8点それぞれのおおよその重量を割り出していくことになります。
プラチナ製ネックレスではそのデザイン性などから付加価値を付けられるものがあり、今回の商品はそのままでも(もちろん磨きはかけますが)製品としての価値を付けられると判断しました。
2.買取金額および査定のポイント
貴金属の買い取りに関しましては、当日発表される相場から所定の手数料を引いた金額を【当社の買取単価】とし、そちらに重量をかけて算出いたします。
この相場に関しましては、一般的にプラチナの価格というと純プラチナの取引価格が公表されていますが、ここから地金業者様により純プラチナ(インゴット)の販売価格と買取価格が発表されています。
また、Pt1000(スクラップ)、Pt950・・・などの買取価格が、それぞれの純度に応じて個別に発表されています。
取引価格(これがいわゆる相場です)と販売価格、買取価格に分かれているように、公表されている取引価格で買取ができるわけではないというのがお分かりいただけるかと思います。
この辺りは外貨両替にも通ずるものがあります。
外貨両替も1ドル=〇〇円という公表相場での両替はどこに行ってもできません。
少し脱線しましたが、今回の商品の場合は上でいう【当社の買取単価】をPt850とPt900のそれぞれで求め、それにそれぞれの重量を掛け合わせることでプラチナ部分の買取価格をまず求めます。
チェーン部分が取り外せるのでPt850およびPt900の部分の重量は簡単に求まります。
トップ部分にはダイヤがあしらわれていますが、1.52ctと重量が分かっていますので(1ct=0.2g)、トップ部分の重量から約0.3gを引けばトップ部分のプラチナが占める部分の重量が求まります。
そこにダイヤの価格を足したものが今回の商品の買取価格となりますが、先述の通り今回の商品はそのまま製品としての再販が可能と判断しましたので、この価格に更に上乗せしたお値段を提示いたしました。
画像は8個の中で一番大きいダイヤです。
真ん中に黒い点のようなものが見られるのがお分かりいただけると思います。
インクルージョンと呼ばれるもので、ダイヤのどの位置にどれくらいの大きさでどれくらいの数あるかで評価値が変わります。
ダイヤの評価には4Cとよばれる4つの項目を確認しますが、上記はその中のクラリティ(Clarity)の評価に影響します。
肉眼でも分かるほど大きい内包物がど真ん中に複数あれば当然透明度が下がり、見た目にも美しくありません。
逆に、内包物があっても極微小なものが端のほうに1点見られる…などの場合、何もないものと比べて価値は下がりますが、爪で隠してごまかしている製品なども見られるほどです。
3.高く買取してもらうには
貴金属の査定の場合、前述の通り基本的に相場と重量で価格が決まるのであまり他の要素が介入することはありません。
とはいえ、製品として再販する可能性があるものもありますので、
・付属品もできるだけ一緒に持ってくる
ことはおススメいたします。
場合によっては付属品の有無も査定額アップにつながる場合がありまので、
極力そのままお持ちください。
付属品が不要な場合、こちらで処分もさせていただきます。
また、前述の通りそのまま再販ができるようなデザインであれば、通常の買取価格+αの不可価値をつけさせていただく場合もございます。
4.買い取りの際に必要なものは?
貴金属、ブランド品、洋酒などのリユース商品の買い取りの際には身分証明書が必要になります。
弊社の社内規定により身分証明書として有効なものは
・運転免許証(運転経歴証明書を含む)
・健康保険証(現住所の記載のあるもの)
・パスポート(※2020年2月3日以前に発給申請された物)
・写真付住民基本台帳カード
・国民年金手帳
・身体障害者手帳
・在留カード
・敬老乗車証
などとなります。
これらは初回だけでなく、毎回必要になります。
注意点としては、【マイナンバーカードおよびその通知カードは身分証明書として有効でない】ということです。
また、【未成年の方からのお買い取りも行っておりません】。
以上、2点にご注意ください。
※ただし200万円以上の金やプラチナ地金、金貨などをお売りいただく場合はマイナンバーカードが必要になります。
5.どんなところで査定するの?
円町店は西大路通りと丸太町通りの交差点の北東角に面している路面店となっています。
このため一見査定ができる場所がないように見えますが、実は2階に↓のような専用ブースを構えており、
プライバシーにも配慮した作りになっております。
2名様まで座ることができ、ゆっくりおくつろぎいただける空間となっておりますのでご安心ください。
トーカイでは昨今の新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
このような取り組みを徹底して行っております。
昨今の新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、お客様との間に感染予防のアクリル板も設けております。
緊急事態宣言も案の定延長されたうえに、更に延長されるような報道もありました。
これに合わせ当店の営業時間も19時までと短縮となりご迷惑をおかけしております。
短いながらできうるかぎりの感染対策を講じておりますのでご安心ください。
また、よろしければ当店の他の買取事例もご確認くださいませ。
それでは、みなさまのご来店を心よりお待ちしております。