2021年07月31日

京都の山崎商店製インゴット お買取りしました【北大路ビブレ2階】

山崎商店インゴット

皆さま、こんにちは。
買取専門店トーカイ北大路ビブレ店より辻村です。

 

新型コロナウイルスの感染拡大が収まりませんね。

京都府も再び2021年8月2日~31日まで「まん延防止等重点措置」が適用され、酒類提供自粛や営業時間短縮などが感染拡大防止の対策として取られます。

来年の今頃はマスクなしの生活に戻れているのでしょうか…。

 

さて、今回は古くから安全資産として運用されるインゴットをお買い取りさせていただきましたので、ご紹介します。

 

—もくじ—

◆インゴットとは◆

◆国際公式ブランドとは◆
 ▼国際公式ブランド(国内ブランド)
 ▼国際公式ブランド以外の取り扱われ方

◆インゴットに刻印される内容◆

◆インゴットご売却時の流れ◆

◆査定ブースのご紹介◆
 ▼感染症対策について

 

☆*★+☆*★+☆*★+☆*★+☆*★+☆*★+
品名 山崎商店製造 インゴット
素材 ゴールド(純度99.99%、純金)
重量 100g・50g
☆*★+☆*★+☆*★+☆*★+☆*★+☆*★+

 

◆インゴットとは◆

インゴット(ingot)とは、溶かした金属を型に流し込み塊にしたもののことを言います。

「地金」「のべ棒」「バー」などとも呼ばれます。

代表的な素材はゴールド(金)ですが、プラチナ、シルバー、パラジウムのインゴットも流通しており、いずれも高純度で製造されます。

現金や株式、投資信託、商品券などはそのもの自体には価値がない「金融資産」であり、外的要因によって価値が変動し、ある日突然ただの紙切れになる可能性があるものです。

その一方で、インゴットはそのもの自体に価値がある「現物資産」であり、価値が下がることはあってもゼロになることはありません

特にゴールドは「世界共通の通貨」と言われるほどその価値が世界で認められており、世界情勢の変化にも強く、紛争やテロなどが起きると有事の際の安全資産としてゴールド(現物)の需要が高まり、価値が上がる傾向にあります。

今がまさにそうですよね。

世界が新型コロナウイルス感染拡大という未曾有の危機に陥っている中で、実際に金相場は高値を維持し続けています。

そのため、古くから資産運用としてゴールドのインゴット(ゴールドバー)を持つ方が多いです。

 

◆国際公式ブランドとは◆

ゴールドバーとしての価値が世界基準で保証されているのが、国際公式ブランドのインゴットです。

“グッドデリバリーバー(GDB:Good Delivery Bars)”と呼ばれており、世界の金地金の基準となるロンドン地金市場協会(LBMA:London Bullion Market Association)が設ける「純度99.95%以上」などいくつかの厳しい基準をクリアしたゴールドバーを、ロンドン金現物市場における受渡適合品として認定しています。

その製造元が“国際公式ブランド”として数えられます。

また、日本においてはさらに厳しい基準が設けてあり、国内唯一の公設貴金属市場である東京商品取引所(TOCOM:Tokyo Commodity Exchange)では「純度99.99%以上」のもののみが国際公式ブランドとして取引されています。

このように極めて狭き門である分、国際公式ブランドのインゴットは世界的に信頼度が高く、特別な買取価格での取引が可能になります

下記が国際公式ブランドのうち日本国内の主なブランドです。

もちろん国際公式ブランドには海外ブランドもあります。

 

▼主な国際公式ブランド(国内ブランド)

・アサヒプリテック(株)
・石福金属興業(株)
・住友金属鉱山(株)
・田中貴金属工業(株)
・DOWAメタルマイン(株)
・(株)徳力本店
・日鉱金属(株)
・日本マテリアル(株)
・日立製作所
・松田産業(株)
・三井金属鉱業(株)
・三菱マテリアル(株)

 

▼国際公式ブランド以外の取り扱われ方

国際公式ブランドに認定されていないインゴット製造ブランドも多数存在します。

通常インゴットは、貴金属アクセサリーなどの買取時に適用する【スクラップ価格】よりも高い【インゴット価格】という特別な価格で取引されます。

しかし、買取業者によっては国際公式ブランド以外については、買取自体をしないこともあるようです。

弊社では、国際公式ブランド以外のブランドについても問題なくお買い取りさせていただけます!

 

◆インゴットに刻印される内容◆

インゴットには必ず、

・商標(インゴットを製造したブランド)
・素材表示
・品位表示
・重量表示
・製造番号(シリアルナンバー)

が刻印されています。

なお、表記される順番は製造ブランドによってバラバラです。

今回お持ちいただいた商品で確認していきましょう。

商標

こちらが商標です、今回は山崎商店です。

山崎商店は、かつて京都に存在していましたが、既にお店をたたまれており、国際公式ブランドの扱いは受けていないブランドになります。

素材・品位表示

素材と品位表示です、「GOLD 999.9」で純金を意味します。

ここには「FINE GOLD」と刻印される場合もあります。

純度100%の純金を作ることは極めて困難ですので、日本では純度99.99%以上が純金の扱いを受けます。

「999.9」の刻印は9が4つ並んでいることから“フォーナイン”とも呼ばれています。

重量・地金番号

「100g 00」は100.00gのインゴットであることを意味しますが、gの横にある「00」は打刻されていないインゴットの方が多いです。

今回は100gと50gのインゴットでしたが、各ブランドから製造されるインゴットの重量はいくつかあります。

そして重量表示の下に刻印されているのが、地金番号とも呼ばれる製造番号(シリアルナンバー)です。

インゴットそれぞれに打刻される番号で、同一の番号は存在しません。

この番号で最初にご購入になった方が特定できるようになっています。

 

◆インゴットご売却時の流れ◆

① 素材、比重値の確認

インゴットの刻印通り純金(K24)で比重値が出るかを確認いたします。

純金として結果が出ない場合は、減額または買取不可とさせていただく場合がございます。

今回は問題なくK24ずつで確認が出来ました。

 

② 重量の確認

インゴットの刻印通りの重量であるかを確認いたします。

損傷などの影響で1g以上の重量誤差があった場合は、減額させていただく場合がございます。

今回は問題なく100.0g・50.0gで確認が出来ました。

 

③ ブランドおよび状態の確認

国際公式ブランドの場合は、純金買取で最も高い【インゴット価格】がそのまま適用され、国際公式ブランド以外の場合は、弊社においては【インゴット価格】から少々減額した価格が適用されます。

適用される価格が異なりますのでブランドは必ず確認いたします。

しかし、たとえ国際公式ブランドのものであっても、傷や汚れの程度が大きいもの、変形しているもの、シリアルナンバーが損傷されているものなどは、【インゴット価格】でご売却いただけないまたは買取不可とさせていただく場合がございます。

今回は国際公式ブランド以外に属する山崎商店製造のインゴットで、損傷や変形は見られませんでした。

 

④ 価格提示

①②③の情報を踏まえての価格提示となります。

お客様が商品をお持ちいただいた当日の価格適用は、

国際公式ブランドの場合は、
【お持ち込み当日の弊社インゴット買取価格(g/円) ×重量】

国際公式ブランド以外の場合は、
【お持ち込み当日の弊社K24スクラップ買取価格(g/円)×重量】

でのお買取価格提示です(2021年7月31日現在)。

今回は後者の計算式からの価格算出をさせていただきました。

2023年4月追記:
当記事の多くのご閲覧、お問い合わせを賜り誠にありがとうございます。
価格適用条件等、
最新情報はご来店予定の店舗までお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。

総重量150g

山崎商店は国際公式ブランド以外ですので【インゴット価格】でのお取引は出来ませんでしたが、昨年より金相場が高いままであり、総重量150gでしたので高価買取となりました。

 

⑤-1 身分証明書のご提示およびコピー

インゴットご売却時は、弊社規定の身分証明書を必ずご提示いただき、そのコピーも取らせていただいております。

~弊社規定の身分証明書~
・運転免許証
・健康保険証(住所の記載があるもの)
・パスポート(2020年2月4日以降に申請されたものは不可)
・在留カード
・住民基本台帳カード
・敬老乗車証
・身体障害者手帳 など
※マイナンバーカードは身分証明書として扱えません。

 

⑤-2 200万円以上の地金売却時について

⑤-1でご案内した身分証明書に加えて、マイナンバーカードまたはマイナンバー通知カードのご提示も必要になります

金・プラチナ・コインなどのインゴットの売却額が一度に200万円以上となった場合は、支払調書制度にのっとり、買取業者は支払調書という書類を作成し、税務署に提出する義務があります(貴金属・ジュエリーの売却時は対象外)。

支払調書には、お客様の氏名、住所、ご売却された金地金の種類、重量、売却金額、ご売却確定日などの情報に加えて、2016年1月1日よりマイナンバーの記載も義務付けられています。

インゴット売却で利益(譲渡益)が出た場合は、原則譲渡所得として扱われ、給料などの所得と合わせて総合課税の対象になり、支払うべき所得税や住民税などが増えます。

逆に言えば、一度の売却額が200万円未満の場合は支払調書の提出義務はなくなります。

これから資産運用としてインゴットの購入を予定されている方は、たとえば500g分のインゴットを購入するのであれば500gを1本購入ではなく、100gや200gなど小分けに持たれる方が売却する際の負担が軽減されるので良いのではないかと思います。

 

当店でのインゴット買取は、査定料無料、キャンセル料無料ですので、お見積もりだけでもご利用いただけます。

金相場が高値を維持している今、ぜひ当店で一度お手持ちのインゴットの価値をお確かめ下さい。

国際公式ブランドのインゴットはもちろん、それ以外のブランドでもお買い取りさせていただけます。

お気軽にご相談下さい。

 

◆査定ブースのご紹介◆

買取専門店トーカイ北大路ビブレ店は、北大路ビブレ館内2階にございます。

各交通機関から当店までのアクセスは【コチラ】からご確認いただけます。

査定ブースの様子です。

お客様の大切なお品物は、こちらで査定させていただきます。

 

▼感染症対策について
昨今の感染症対策として、当店では下記のことに取り組んでおります。

✔ 従業員のマスク着用、手洗い・手指の消毒
✔ 従業員の出社前検温、体調管理
✔ 机・椅子・計器類等のアルコールふきとり
✔ 従業員の査定用手袋着用
✔ 飛沫予防シートの設置
✔ お客様用手指消毒用アルコールの設置 など

従業員一同、引き続きお客様に安心・安全にご来店いただけるよう努めてまいります。

 

 

皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

金・プラチナの買取なら京都のトーカイにお任せください。

チケットだけじゃないチケット&ブランドリサイクルトーカイは京都府内に13店舗!
みなさまのお越しをお待ちしております。

トーカイ公式Facebookページでも色々な買取をご案内しています。
ぜひフォローをお願いします!


【ご注意】

  • 当ブログ記事に記載されている記事内容は投稿当時のものです。
  • 買取の可否、価格は相場等により変動いたします。買取価格が掲載されている場合もその価格は当時の価格になりますのでその価格や買取の可否をお約束するものではありません。
  • 現在の価格や取扱などについては店舗までお問い合わせください。