円町店でシェイプカットダイヤつきのプラチナリングを買い取りさせていただきました!
金やプラチナ製品の買取ならトーカイにおまかせください。
1点1点丁寧に査定させていただきます。
みなさまこんにちは
チケット&ブランドリサイクルトーカイ円町店の小島です。
今回は大きなダイヤのあしらわれたプラチナ製のリングを買い取りさせていただきましたので、ご紹介いたします。
本日の買取商品と買取価格
【本日の買取商品】
商品名:Pt900 リング
中石:シェイプカットダイヤ 0.87ct
脇石:テーパーカットダイヤ 0.70ct
総重量:6.2g
付属品:購入店舗の保証書
買取価格:ASK円(日々変動)
先述の通り、トップ部分にダイヤがあしらわれたプラチナ製のリングを買い取りさせていただきました。
ペアシェイプとは洋ナシ(pear)の形をした、1点が尖ったように見えるカットのことです。
逆さに見ると水が滴っている→涙のようにも見えることから転じてティアドロップとも呼ばれ、先がとがっていることから指を長くきれいに見せることができるとされています。
ダイヤモンドだけでなくアクワマリンなど他の色石にも見られるカット方法で、リングの中石だけでなくペンダントトップにもよく用いられています。
脇石はテーパーカットと言われる形で階段状にカッティングされた細長い台形のダイヤが中石を囲むように放射線状に配置されています。
テーパーとは傾くという意味で、台形を互い違いに配置するのではなく上底は上底同士隣合うように配置していきますので、必然的に中心が空いた円状になります。
脇石として活用しやすいカットとも言えますね。
リング内側の刻印を見ていきますと、「.87」および「.70」の2つの刻印が確認できます。
これが石の重量の刻印で、左の「.87」が中石のダイヤの、「.70」が脇石のダイヤのそれぞれ重量を示します。
反対側にはPt900という刻印があります。
これはプラチナの純度を千分率で示したもので、900/1000つまり純度90%のプラチナに他の金属を混ぜて製造しています。
リングは変形しやすいので強度を持たせるために純プラチナの製品はあまりなく、Pt900もしくはPt850が多くなっていますが、稀にブランドジュエリーなどでPt950のものもあります。
買取金額および査定のポイント
貴金属の買い取りに関しましては、当日発表される相場から所定の手数料を引いた金額を【当社の買取単価】とし、そちらに重量をかけて算出いたします。
プラチナ相場に関しては、Pt1000(インゴット)、Pt1000(スクラップ)、Pt950・・・などの買取価格が、それぞれの純度に応じて個別に発表されています。
今回の商品はPt850の相場を参考に【当社の買取単価】を求め、それに重量を掛け合わせることでまずプラチナ部分の買取価格を求めます。
石の価格に関しては、ダイヤが中石、脇石とそれぞれあるので、プラチナ部分の重量はそれらを除いたものになります。
石を外してプラチナの重量を直接測定はできませんが、石の重量は上述の刻印通り0.87ctおよび0.70ctということが分かっています。1ctは0.2gですので、0.2×(0.87+0.70)=0.314となりダイヤの重量の合計は0.314gであることが分かります。
後は全体の重量から0.314を引けば解決しますね。
プラチナ部分はこれで求まりましたので、後はダイヤの値段を求めます。
ダイヤの評価には4Cとよばれる4つの項目を確認します。
うち重量以外の3項目はルーペなどで確認していきます。
大きな圧力がかかって形成される天然の石ですので、その過程で内包物が混在することがあります。それが肉眼でも分かるほどであれば大きく評価が下がり、ルーペでようやく視認できるものでもその位置や大きさが評価に影響します。
今回の石は内包物はほとんど見られず高評価でしたが、上の画像でも分かるように緑がかった色からカラーの評価が下がってしまいます。
また付属していた保証書(後述)でもあるように、ややガードルが厚かったり
ブラックライトを当てたときに分かるように非常に強い蛍光性を有しているなど、総合的に評価の難しいものでした。
特に色については天然のものか、人工的につけたものなのかの判断が難しいです。
このような事情もあり、今回はお取引させていただいている業者様にも石を見ていただき、お値段を付けさせていただきました。
高く買取してもらうには
貴金属の査定の場合、前述の通り基本的に相場と重量で価格が決まるのであまり他の要素が介入することはありませんが、今回のようにダイヤがあしらわれた製品の場合はそのダイヤの価値だけでなくデザインも価格に影響を及ぼすことがございますので、その石の鑑定書があれば必ず一緒にお持ちください。
鑑定書は「DIAMOND GRADING REPORT(ダイヤモンドグレーディングレポート)」のことで、「レポート」とあるようにいわゆる報告書のことです。
ダイヤモンドの重量や品質を根拠となる測定・検査結果とともランク分けして書面にまとめたものです。
似た名前のもので鑑別書というものもありますがこちらでは品質評価はされず、天然or合成といった石の起源や、カット・研磨以外の人的手段が施されているかなどを書面にまとめたものです。品質評価がされないため、査定時の参考にすることはありません。
では、どの鑑定書でもいいのかというとそうではなく、下記の2つの鑑定機関であることが望ましいです。
・GIA(米国宝石学会)
・CGL(中央宝石研究所)
ちなみに今回おもちいただいたダイヤには鑑定書も鑑別書もついておらず、代わりに購入店舗(大丸)発行の保証書がついていました。
保証書は鑑別書のようなものが多いのですが、今回は珍しく鑑定書と同じような品質評価がされているのが印象的でした。
ここに先述のガードルの厚さについて明記されています。
カラーもD~Zのアルファベット評価ではなくイエローイッシュグリーンと明記されていますね。
ただし、これらの評価に鑑定者の名前や機関などが一切書かれていませんでした。
百貨店発行の保証書だからなのか、もしくは購入が1976年の商品でしたので時代的なものもあるかもしれませんが、これらの評価は軽く参考にさせていただく程度となります。
上述2機関の鑑定書が付属されている場合は、その記述は大いに参考にさせていただきますので、鑑定書は必ずお持ちください。
買い取りの際に必要なものは?
貴金属、ブランド品、洋酒などのリユース商品の買い取りの際には身分証明書が必要になります。
弊社の社内規定により身分証明書として有効なものは
・運転免許証(運転経歴証明書を含む)
・健康保険証(住所の記載のあるもの)
・パスポート(2020年2月3日以前に発行申請されたもの)
・写真付住民基本台帳カード
・国民年金手帳
・身体障害者手帳
・在留カード(インゴットや地金などの場合は不可)
・敬老乗車証
・マイナンバーカード(通知カードは不可)
などとなります。
これらは初回だけでなく、毎回必要になります。
ちなみに住所の記載がない健康保険証、2020年2月4日以降に発行申請されたパスポートは弊社基準では身分証明書として無効になっております。
また、【未成年の方からのお買い取りは行っておりません】。
以上、ご注意ください。
※ただし200万円以上の金やプラチナ地金、金貨などをお売りいただく場合はマイナンバーカードが必要になります。
どんなところで査定するの?
円町店は西大路通りと丸太町通りの交差点の北東角に面している路面店となっています。
このため一見査定ができる場所がないように見えますが、実は2階に↓のような専用ブースを構えており、
プライバシーにも配慮した作りになっております。
2名様まで座ることができ、ゆっくりおくつろぎいただける空間となっておりますのでご安心ください。
トーカイでは昨今の新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
このような取り組みを徹底して行っております。
昨今の新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、お客様との間に感染予防のアクリル板も設けております。
また、よろしければ当店の他の買取事例もご確認くださいませ。
それでは、みなさまのご来店を心よりお待ちしております。