円町店でレミーマルタン ナポレオンを買い取りさせていただきました
洋酒(ブランデーやウイスキー)や国産ウイスキーの買取はトーカイ円町店にお任せください。
1点1点丁寧に査定させていただきます。
みなさまこんにちは、チケット&ブランドリサイクルトーカイ円町店の小島です。
今回は5大コニャックの一つレミーマルタンを買い取りいたしましたので、ご紹介します。
それでは早速見ていきましょう。
この記事の目次
本日の買取商品と買取価格
区分:ブランデー(コニャック)
銘柄:レミーマルタン ナポレオン
容量:700ml
アルコール度数:40度
付属品:箱
状態:Bランク(弊社基準)
買取価格:2,000円
※買取価格は買取日の市場価格や在庫状況および商品の状態を元に算出しております。
こちらの価格での買い取りを保証するものではございませんのでご了承ください。
ヘネシー、カミュ、マーテル、クルボアジェと並び5大コニャックに名を連ねるレミーマルタンより、ナポレオンを買取させていただきました。
ナポレオンというのは商品名ではなく、原酒の熟成期間のランクとなります。
このランクは同じフランスを原産とするブランデーでもコニャック地方で生産されるコニャック、アルマニャック地方で生産されるアルマニャック、それ以外の地域で生産されるフレンチブランデーでは全く基準が異なり、コニャックとアルマニャックには厳格な基準が設けられているのに対し、フレンチブランデーにはその基準がなく、半ば商品名の一部のような感じでナポレオンと明記されていることすらあります。
熟成期間を示す単語ですので、同じ銘柄であればVSOP⇒ナポレオン⇒XOの順で価格が高くなりますが、銘柄が異なれば使用されているぶどうのランクも製法も異なるため、ある銘柄のXOより別の銘柄のVSOPの方が価値が高いということも往々にしてあります。
現在(2018年以降)の基準ではコニャックにおけるナポレオンとは「ブレンドに使用された最も若い原酒の熟成年が6年以上のもの」と定義されました。
それ以前は非公式だったようですが、同年XOが「ブレンドに使用された最も若い原酒の熟成年が10年以上のもの」と定義されるにあたり、細分化された格好です。
査定のポイント
ここでは酒類の査定の際に確認させていただくポイントをご紹介します。
①未開封であること
この開封されているか否かは、実際に開封されているか否かではなく、第三者が見てもそれを判断できるかが弊社の基準になります。
具体的にはトップラベルが経年劣化で割れていたり取れていたり、または、液漏れなどが見受けられるものは買取対象とならない場合がございます。
今回お持ちいただきました商品のトップ部分を見ていきますと
このようになっており、開封された形跡がないことが確認できます。
開封するにはこのミシン目を切る必要があるので、これにより未開封が確認できるわけです。
開閉部がこのタイプの場合は見分けやすいですが、開閉部に透明のフィルムがついている場合や、紙製のテープが貼りつけてある場合などはそれが外れてしまっていると買い取りが難しくなります。
ただし、未開封ではあっても保管状態が悪いと液漏れなどが起こり、その痕跡がこの開口部にこびりついていることがあります。
その場合は未開封品とはいえ買取価格が下がったり、余りにも状態がひどい場合は買取不可となる場合もあります。
②ボトルおよびラベルなどの外見上の傷み
酒類のボトルはビンもしくは陶器であることがほとんどです。割れているのは論外ですが、一部ヒビが入っているものも買い取りは難しく、欠けが見られるなどは減額の対象となります。
ボトルに貼られているラベルは基本的には紙ですので、液漏れ痕があったり経年劣化により剥がれていたり変色していたりということがよくあります。また、保管状態が悪いとカビが発生していることもあります。これらも残念ながら減額の対象となります。
今回のボトルは有色のすりガラスですので、液面の確認はギリギリ可能、ボトルの自体の状態は比較的捉えやすくなっています。
すりガラスに軽微な傷などは見られましたが、欠けなどはなく概ね良好でした。
③内部の状態の確認
液面の状態は②でも確認しましたが、オリなどが発生しているかどうかも確認します。
ガラス瓶の場合は中の液の状態までしっかり捉えられるのでオリの有無が簡単に判断できるのですが、今回のようにすりガラスの場合は細かいオリが発生していても捉えることができません。
他にも陶器のボトルの場合もありますが、この場合は中の状態を一切把握できません。
このため、内部の状態を加味できるのはガラス瓶の場合のみということになります。
オリに関しては内容物が製造時の環境と異なる環境下に置かれて結晶沈殿下したもので、飲んでも害はありませんが風味を損なうとも言われているので、減額の対象にはなります。
④付属品があるかどうか
商品によっては付属品があるかどうか、付属品がある場合でもその状態が買取価格に影響する場合がございます。
特に同じレミーマルタンでもルイ13世のように化粧箱が付属するものだと、その箱の状態や替え栓などの有無や状態も大きく影響します。
今回のレミーマルタンナポレオンは、紙製の箱が付属しました。
レミーマルタンナポレオンクラスであれば箱などの付属品がそこまで価格に影響するといったことはございませんが、箱の状態はそれの保管状態を示す指標にもなるので、そういった意味では貴重な情報だったりします。
以上のようなポイントを踏まえ、総合的に弊社の中古品ランクでBランクと判断させていただきました。
先述の通り買取価格は2,000円とさせていただきましたが、買取価格は買取日の市場価格や在庫状況および商品の状態を元に算出しております。こちらの価格での買い取りを保証するものではございませんのでご了承ください。
ともあれ、貴重な商品をお譲りくださりありがとうございます。
なぜ中古のお酒が買取出来るのか
今回買い取りさせていただいたレミーマルタン ナポレオンは現在では販売されていません。
よって当商品を購入するには、過去に流通したものを中古で手に入れるよりほかありません。
ですので、その橋渡し役として当店のような買取店で取り扱いを行っているのです。
もちろんこう思われる方も多いと思いますが、「こんな古いお酒大丈夫ですか?」と聞かれることがあります。
実際既に生産から何年も経っていますがブランデーやウイスキーの場合基本的にどんなに古いものでも未開封であれば買い取りは可能です。
というのも、ウイスキーやブランデーには賞味期限というものが設定されていません。
これは、アルコール度数が40度以上と非常に高いため、腐敗の原因である細菌や微生物による成分の分解が起こらないからです。
ただし一度開栓したり、液漏れなどで空気に触れたりするとそこから徐々に腐敗が進んでいく場合があります。
このため、未開栓と証明できるもののみ買い取りができ、その中でも未開栓の古い貴重なものは買取金額が跳ね上がっていくわけです。
高く買取してもらうには
①最低限の掃除をする
ボトルの状態をきれいにしておくことで、バイヤーの印象も変わります。
とはいえ、過度に掃除をしてしまうとラベルをはがしてしまったり、キャップのフィルムがはがれてしまったり、ボトルに傷をつけてしまうことにもなりかねません。
最低限ホコリをはらったり軽い拭き掃除をしていたければと思います。
②付属品もできるだけ一緒に持ってくる
付属品の有無も査定額アップにつながる場合があります。
また、今回の商品のように箱がないことでボトルにキズがついてしまっていたこともありますので、その保護の観点からも箱はあったほうがいいかもしれませんね。
高額な酒類ですとその付属品自体の現存数が少ないこともあり、大きくアップすることもありますが、
逆に安価な酒類の場合はあってもなくても変わらないこともありますし、状態によってはあっても二次販売に向かず処分するものもあります。
とはいえ、どれが高価か安価かも分からないという方もおられると思いますので、基本的には一緒にお持ちください。
③売るとなれば早めに持ってくる
洋酒の買い取りをお考えの場合は、できるだけ早くお売りになることをおススメします。
蒸発や、キャップの劣化・破損による液漏れなどから開栓していないにもかかわらず内容量が減少し液面が低下してしまったり、
冷暗所で保管していなかったりすると劣化して変色が進んだり、澱が出てしまったりします。
こうなると当然減額対象となりますので、劣化する前にお持ちいただいた方がよいですね。
買取の際に必要なものは?
貴金属、ブランド品、洋酒などのリユース商品の買い取りの際には身分証明書が必要になります。
弊社の社内規定により身分証明書として有効なものは
・運転免許証(運転経歴証明書を含む)
・健康保険証(現住所をはっきり記載しているもの)
・パスポート(2020年2月4日以降に申請されたものは対象外)
・マイナンバーカード(通知カードは不可)
・写真付住民基本台帳カード
・国民年金手帳
・身体障害者手帳
・在留カード(インゴットやコイン類(投資用地金)の場合は不可)
・敬老乗車証
などとなります。
これらは初回だけでなく、毎回必要になります。
※200万円以上の金やプラチナ地金、金貨などをお売りいただく場合はマイナンバーカードが必要になります。
また、【20歳未満の方からのお買い取りは行っておりません】
※民法改正により2022年4月1日より成人年齢が18歳以上に引き下げられましたが、弊社では社内規定により法改正後も当面の間20歳以上の方からのみ買い取りさせていただきます。18歳、19歳の方で買い取りをご希望の場合は保護者の方の同意書をご持参ください。
どんなところで査定するの?
円町店は西大路通りと丸太町通りの交差点の北東角に面している路面店となっています。
このため一見査定ができる場所がないように見えますが、実は2階に↓のような専用ブースを構えており、
プライバシーにも配慮した作りになっております。
2名様まで座ることができ、ゆっくりおくつろぎいただける空間となっておりますのでご安心ください。
昨今の新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、お客様との間にアクリル板も設けております。
トーカイでは昨今の新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
他にもこのような取り組みを徹底して行っております。
また、よろしければ当店の他の買取事例や全店の洋酒の買取事例もご確認くださいませ。
それでは、みなさまのご来店を心よりお待ちしております。