円町店で洋酒ラーセン、マックギボンズを買い取りさせていただきました
洋酒(ブランデーやウイスキー)や国産ウイスキーの買取はトーカイ円町店にお任せください。
1点1点丁寧に査定させていただきます。
みなさまこんにちは、チケット&ブランドリサイクルトーカイ円町店の小島です。
今回はデザイン性に優れたお酒の買い取りがありましたので、ご紹介させていただきます。
それでは早速見ていきましょう。
この記事の目次
本日の買取商品と買取価格
区分: ブランデー(コニャック) / スコッチウイスキー
銘柄:ラーセン バイキングシップボトル クリア / マックギボンズ ゴルフクラブヘッドボトル
容量:700ml / 750ml
アルコール度数:40度 / 43度
付属品:なし
状態:Bランク(弊社基準)
買取価格(合計):2,000円
※買取価格は買取日の市場価格や在庫状況および商品の状態を元に算出しております。
こちらの価格での買い取りを保証するものではございませんのでご了承ください。
お酒の価値を決める要素として、ほとんどの場合はその味や香りなどが最重要であると思いますが、ボトルによってはそのボトルのデザインが凝っていたり、食器などで名を馳せたブランドが容器を作るなどしてボトルそのものにインテリアとしての価値が見られるものも少なくありません。
今回の2本はそんなボトルですね。
マックギボンズのこのゴルフクラブのヘッド部分を模したボトルが誕生したのは1976年とまだ50年も経過していないボトルです。
他にもゴルフバッグを模したボトルなどもあり、ゴルフ好きな方へのプレゼントとしても重宝しますね。
素材は陶器のため、中身を覗い知ることができないのが残念ですが、これでゴルフボールを打とうものなら陶器が破損することは言うまでもありません。
日本でウイスキーに特級などといったランクを付けていたときに輸入された結構年季の入ったボトルです。
スカッチウイスキーという表記は初めて見ましたが…
一方ラーセンは創業が1926と、300年や400年続く老舗もあるコニャック業界の中では創業100年未満の比較的新しい生産者になります。
自社の畑がなく、契約した農家からぶどうを仕入れて、自社でブレンド及び製造を行うことが特徴です。
そのラーセンの中でも最も有名なのがこのバイキングシップボトルとなります。
カミュのブック型のボトルと同様、カラーバリエーションが非常に多く、かつ今回のボトルのように中味の見えるクリアタイプもあり、正直何種類あるのか私もよく分かっていません。
※少なくとも8種類はこの目で見たことありますが、検索してみるとまだまだあるようです。
陶器のボトルの方が有名ですがクリアタイプも存在し、スベスベの陶器ボトルとは対照的にこのザラザラした質感が特徴ですね。
査定のポイント
ここでは酒類の査定の際に確認させていただくポイントをご紹介します。
①未開封であること
この開封されているか否かは、実際に開封されているか否かではなく、第三者が見てもそれを判断できるかが弊社の基準になります。
具体的にはトップラベルが経年劣化で割れていたり取れていたり、または、液漏れなどが見受けられるものは買取対象とならない場合がございます。
今回お持ちいただきました商品のトップ部分を見ていきますと
このようになっており、どちらも開封された形跡がないことが確認できます。
開けるには紙のテープ部を切る必要がありますからね。
開閉部がこのタイプの場合は見分けやすいですが、開閉部に透明のフィルムがついている場合はそれが外れてしまっていると判断が難しく買い取りが難しくなります。
ただし、未開封ではあっても保管状態が悪いと液漏れなどが起こり、その痕跡がこの開口部にこびりついていることがあります。
その場合は未開封品とはいえ買取価格が下がったり、余りにも状態がひどい場合は買取不可となる場合もあります。
②ボトルおよびラベルなどの外見上の傷み
酒類のボトルはビンもしくは陶器であることがほとんどです。割れているのは論外ですが、一部ヒビが入っているものも買い取りは難しく、欠けが見られるなどは減額の対象となります。
ボトルに貼られているラベルは基本的には紙ですので、液漏れ痕があったり経年劣化により剥がれていたり変色していたりということがよくあります。また、保管状態が悪いとカビが発生していることもあります。これらも残念ながら減額の対象となります。
今回のボトルはラーセンは液面の確認はギリギリ可能、ボトルの自体の状態は比較的捉えやすくなっていますが、マックギボンズは外観判断のみとなります。
軽微な傷などは見られましたが、欠けなどはなく概ね良好でした。
③内部の状態の確認
液面の状態は②でも確認しましたが、オリなどが発生しているかどうかも確認します。
ガラス瓶の場合は中の液の状態までしっかり捉えられるのでオリの有無が↑のように簡単に判断できるのですが、陶器の場合は細かいオリが発生していても中の状態を一切把握できません。
オリに関しては内容物が製造時の環境と異なる環境下に置かれて結晶沈殿下したもので、飲んでも害はありませんが風味を損なうとも言われているので、減額の対象にはなります。
今回はわずかにオリが見られました。
④付属品があるかどうか
商品によっては付属品があるかどうか、付属品がある場合でもその状態が買取価格に影響する場合がございます。
レミーマルタン ルイ13世のように化粧箱が付属するものだと、その箱の状態や替え栓などの有無や状態も大きく影響します。
今回の2本には付属品がなくボトルのみでのお持ち込みでした。
酒類の場合付属品がないと買い取りできないということは基本的にはありませんが、上述のルイ13世などは付属品の有無で万単位で金額が変動することもあり得ます。
以上のようなポイントを踏まえ、総合的に弊社の中古品ランクでBランクと判断させていただきました。
先述の通り買取価格は2本で2,000円とさせていただきましたが、買取価格は買取日の市場価格や在庫状況および商品の状態を元に算出しております。こちらの価格での買い取りを保証するものではございませんのでご了承ください。
ともあれ、貴重な商品をお譲りくださりありがとうございます。
なぜ中古のお酒が買取出来るのか
今回買い取りさせていただいたボトルは現在では同デザインの商品が販売されていません。
よって当商品を購入するには、過去に流通したものを中古で手に入れるよりほかありません。
ですので、その橋渡し役として当店のような買取店で取り扱いを行っているのです。
もちろんこう思われる方も多いと思いますが、「こんな古いお酒大丈夫ですか?」と聞かれることがあります。
実際既に生産から何年も経っていますがブランデーやウイスキーの場合基本的にどんなに古いものでも未開封であれば買い取りは可能です。
というのも、ウイスキーやブランデーには賞味期限というものが設定されていません。
これは、アルコール度数が40度以上と非常に高いため、腐敗の原因である細菌や微生物による成分の分解が起こらないからです。
ただし一度開栓したり、液漏れなどで空気に触れたりするとそこから徐々に腐敗が進んでいく場合があります。
このため、未開栓と証明できるもののみ買い取りができ、その中でも未開栓の古い貴重なものは買取金額が跳ね上がっていくわけです。
高く買取してもらうには
①最低限の掃除をする
ボトルの状態をきれいにしておくことで、バイヤーの印象も変わります。
とはいえ、過度に掃除をしてしまうとラベルをはがしてしまったり、キャップのフィルムがはがれてしまったり、ボトルに傷をつけてしまうことにもなりかねません。
最低限ホコリをはらったり軽い拭き掃除をしていたければと思います。
②付属品もできるだけ一緒に持ってくる
付属品の有無も査定額アップにつながる場合があります。
また、今回の商品のように箱がないことでボトルにキズがついてしまっていたこともありますので、その保護の観点からも箱はあったほうがいいかもしれませんね。
高額な酒類ですとその付属品自体の現存数が少ないこともあり、大きくアップすることもありますが、
逆に安価な酒類の場合はあってもなくても変わらないこともありますし、状態によってはあっても二次販売に向かず処分するものもあります。
とはいえ、どれが高価か安価かも分からないという方もおられると思いますので、基本的には一緒にお持ちください。
③売るとなれば早めに持ってくる
洋酒の買い取りをお考えの場合は、できるだけ早くお売りになることをおススメします。
蒸発や、キャップの劣化・破損による液漏れなどから開栓していないにもかかわらず内容量が減少し液面が低下してしまったり、
冷暗所で保管していなかったりすると劣化して変色が進んだり、澱が出てしまったりします。
こうなると当然減額対象となりますので、劣化する前にお持ちいただいた方がよいですね。
買取の際に必要なものは?
貴金属、ブランド品、洋酒などのリユース商品の買い取りの際には身分証明書が必要になります。
弊社の社内規定により身分証明書として有効なものは
・運転免許証(運転経歴証明書を含む)
・健康保険証(現住所をはっきり記載しているもの)
・パスポート(2020年2月4日以降に申請されたものは対象外)
・マイナンバーカード(通知カードは不可)
・写真付住民基本台帳カード
・国民年金手帳
・身体障害者手帳
・在留カード(インゴットやコイン類(投資用地金)の場合は不可)
・敬老乗車証
などとなります。
これらは初回だけでなく、毎回必要になります。
※200万円以上の金やプラチナ地金、金貨などをお売りいただく場合はマイナンバーカードが必要になります。
また、【20歳未満の方からのお買い取りは行っておりません】
※民法改正により2022年4月1日より成人年齢が18歳以上に引き下げられましたが、弊社では社内規定により法改正後も当面の間20歳以上の方からのみ買い取りさせていただきます。18歳、19歳の方で買い取りをご希望の場合は保護者の方の同意書をご持参ください。
どんなところで査定するの?
円町店は西大路通りと丸太町通りの交差点の北東角に面している路面店となっています。
このため一見査定ができる場所がないように見えますが、実は2階に↓のような専用ブースを構えており、
プライバシーにも配慮した作りになっております。
2名様まで座ることができ、ゆっくりおくつろぎいただける空間となっておりますのでご安心ください。
昨今の新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、お客様との間にアクリル板も設けております。
トーカイでは昨今の新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
他にもこのような取り組みを徹底して行っております。
また、よろしければ当店の他の買取事例や全店の洋酒の買取事例もご確認くださいませ。
それでは、みなさまのご来店を心よりお待ちしております。