2018年10月21日

古道具 骨董 鉄瓶 亀文堂 買取 四条河原町

皆さんこんにちは!!チケット&ブランドリサイクルトーカイ四条河原町店より吉井です(^^♪


10月に入り四条河原町店では古道具のお持ち込みが活発です!!

今回はデザインが秀逸な古い鉄瓶の入荷がありましたのでご紹介させて頂きます!!

 

鉄瓶 亀文堂造 蟹と蘭 竹翠浄集書 手提銀象嵌 

                            でございます!!

 

≪亀文堂とは?≫

鉄瓶の歴史は約250年程と言われておりますがそれ以前は加賀地方で鉄瓶が作られていました。本格的な鉄瓶の鋳造が始まったのは京都の【龍文堂】が始まりで、その門人に近江の『亀文堂 初代波多野正平』の存在がありました。

鉄瓶が一般に使用されるようになった幕末~昭和初期にかけてで、『亀文堂』は蝋型鋳造による自然をモチーフとした山水浮き彫り模様の鉄瓶を製作し、世に知られたとされております。晩年は昭和20年代に入り4代目が跡を継ぎましたが、当時は高級な鉄瓶の需要が殆どなく製作は絶えることとなり、その歴史に幕を閉じたとされております。


≪査定ポイント≫

① 箱の有無

著名な作家物であれば箱の有無で大きく価格が変わってきます。

 

② 象嵌(ぞうがん)

工芸装飾の技法のひとつです。地の素材となる部分を彫り、そこに金や螺鈿など異なる種類の材料をはめ込んで模様を表すなどの細工が施されていると高価買取に繋がります。

 

さて今回お持ち込み頂いた鉄瓶ですが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


堤手根元部分に『亀文堂造』の落款、殆ど消えかかっていますが底面には『拙家琵琶湖有東』の底款が残っていた為、大正期前後にかけて製造された鉄瓶と思われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また胴体部分には蟹と蘭、【竹翠浄集書】漢詩の一部分、唐銅蓋の摘みと堤手には銀象嵌があしらわれており、細かな部分にも大変良い仕事がなされております。

もちろんお客様もご納得の高価買取となりました!!!

 

また付属品(共箱など)が有りましたら必ず一緒にお持ち込み下さい。作家や時代の判別のヒントとなる可能性が有るので、高価買取に繋がります!

古道具?骨董品?のようなものが出てきた時は必ず箱の有無を確認して頂き、物によっては重くて持ち込めないなどの時は写真を撮ってご来店頂く事をオススメします!

遺品整理や価値が分からなくて困っている…少しでもお悩みでしたら一度、四条河原町店へお持ち込み下さい。

お持ち込みは1点からでももちろん大歓迎ですのでお気軽にお越し下さいませ。


クルー一同皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。

 

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【ご注意】

  • 当ブログ記事に記載されている記事内容は投稿当時のものです。
  • 買取の可否、価格は相場等により変動いたします。買取価格が掲載されている場合もその価格は当時の価格になりますのでその価格や買取の可否をお約束するものではありません。
  • 現在の価格や取扱などについては店舗までお問い合わせください。